お守りを複数持つことについては、意見が分かれるテーマの一つである。ここでは代表的な二つの考え方を紹介したい。
一つ目は「神様同士がけんかをする」として、お守りは一つに絞るべきだとする考え方。特定の神仏に願いを一本化することで、より深い信心につながるという立場である。
二つ目は、八百万の神という考え方からして、複数の神仏に見守っていただくことは問題ないとする考え方。実際に複数の社寺のお守りを大切に持ち歩く人は多く、多くの神職・僧侶もこの考え方を否定していない。
どちらの考え方を選ぶかは、最終的にはご自身の信仰観に委ねられる。大切なのは、お守りを粗末に扱わず、感謝の気持ちを持って接することだろう。